【読了】MY WAY -J自伝- LUNA SEAのJさんの自伝

うぷ主の日常
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【読了】MY WAY -J自伝- LUNA SEAのJさんの自伝

「MY WAY -J自伝-」は、LUNA SEAのベーシスト J(小野瀬潤) さんが書き下ろした自伝本であり、謎に半額近いセールだったので購入し、読了。
価格はKindle版で2970円ですが、発売日が2025/8/12だというのに、
Amazonでポイント還元セールが開催されており、なんと47%OFFで購入出来ました。
以下は、Kindle版の価格です。

本体価格:¥2,970
ポイント:-¥103

総計:¥2,867←ポイント還元が1407なので、実質半額近い1460円で購入出来ました。
なんで…このポイント還元率なんだよ…
最初見た時、何かの間違いかと思いましたよ。
しかも、あと2日間ぐらいこのポイント還元だそうです。

読んでみた所感

①LUNA SEAファンより、Jさんのファン向けにウケが良い本かな。
 Jさんの考えや人物像を理解出来ます。
②Jさん目線でのLUNA SEAメンバーとの出会いが面白い。
③LUNA SEAの再結成前の内容は濃いけど、GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~から
 再結成後の内容は薄く、書きたくなかったような印象。
④ページ数が326Pもあり、1ページの文字数が多いです。
 そのためJさんは高い言語化能力と表現力があるという印象。
 今までのJさんの印象からすると、ここまで細かい文書を書く人だと思わなかったな。
 また、多く繊細な面を持っている気がします。

以上、昔のライブで前列に居たノッてないファンを、
スタッフと間違えてケリを喰らわしていたJさんの印象が変わりましたwww
このエピソードは書籍に書いてないけど、武勇伝的に聞きたかったな。

高校時代、バンドのために大学進学を考えていたエピソード

このエピソードは結構意外な話であり、LUNA SEAのJさんしか知らない人からすると、
これは実話なのか?と思ってしまうかもです。
ライブではベースで他のメンバー引っ張るような印象があるJさんですが、
なんと学生時代に保険のために、大学進学を考え英語の補習まで受けていたそうです。
しかし、この時の英語の先生が素晴らしく、人生の転機となり、
「あなたがやりたいことを本気でやらずにどうするのか」と言われたそうで、
Jさんは大学進学を辞め、バンド1本で絞ったそうです。
その後のこの先生との関係が続いており
、初めての東京ドーム公演(真夏の野外)まではライブに招待するほどの関係だったそうです。
もし、この先生がいなかったら、LUNA SEAは存在していなかったかもですね。

各メンバーとの出会い

書籍より、ベースは独学で学んだJさんですが、
INORANさんとは既に中学時代に出会っていたそうです。
音楽的な熱意もJさんと同じくらいあったそうでですが、
高校時代に入った軽音楽部では、部内で音楽への温度差があり、
熱くなっている人たちとは出会えなかったそうです。
ただ、高校時代にINORANさんと「LUNACY」を結成し、
一学年上のSUGIZOさんと真矢さんがLUNACYへ加入したそうです。
最初、真矢さんは加入をすんなりOKしましたが、
SUGIZOともやっていきたいとの事で、LUNACYはツインギターになったそうです。
これはJさんの想定外だそうです。
その後、初代ボーカルのYASUが方向性の違いやバンドの急ぎたい気持ちに
ついてこれなったらしく脱退し、当時、人気バンドに所属していた
RYUICHIさんがバンドを抜けようとしていた事もあり、
ようやくLUNA SEAの5人が揃ったそうです。
なんかこの辺がメンバーチェンジを繰り返してきた
X JAPANとは違う結成の仕方という印象がありました。
しかも、この時代に「TIME IS DEAD」とかもあったそうで、
既に完成されていたバンドという気がします。

バンド名の変更はJさんが提案

LUNA SEAの初期のバンド名は言わずもがな「LUNACY」ですが、
メジャーデビュー前に「LUNA SEAに改名したそうです。
傍から見ると単なるバンド名に過ぎませんが、Jさんはバンド名が「LUNACY」のままでは、
天井が決まっているというように思ったそうです。
「CY」→狂気を意味するから、広がりを意味し神秘的なエネルギーを感じさせる
「SEA」が思いつき、「LUNA SEA」への改名を提案し、改名に至ったそうです。
よくデビュー前にこんな大それた事を考えたなと思いました。
単なるバンド名ですが、もしLUNACYのままだったら、
今のLUNA SEAほどの活躍は出来てなかったかもですね。

ROSIERが流れが変わったような感覚があった

この曲と言えばJさんであり、ライブではマイクスタンドを投げるパフォーマンスで盛り上がる曲です。
EDEN制作中、Jさんは音作りに強いこだわりを持っていたにもかかわらず、
スタジオの機材の影響で思うような音が出せず、
すべてが80年代ニューウェーブ風になってしまったそうです。
その結果、「俺は終わった」とまで思い詰めるほどの精神的な打撃を受けました。
その葛藤の中で生まれたのが「ROSIER」であり、
間奏に挿入された英詞は、J自身が「過去のくだらない自分に葬式を挙げる」という意味で書いた遺書という話があります。
ROSIERは、本当に売れようが売れまいが関係ない!と思って作った曲であり、
それが今やライブでは定番で盛り上がる曲になるとは思ってなかったそうです。
LUNA SEAのライブ行った事がある人なら分かりますが、
Jさんのセリフで「I am the trigger!行くぜ!東京!!」のところでガチ盛り上がりします。

アルバムSHINE作る前からあんまり雰囲気良くなったみたい…

SUGIZOの書籍で知ってはおりましたが、LUNA SEAが90年代に1年間の活動休止をする際、
かなりバンド内で煮詰まってたみたいですね。
傍から見ると1999年に10万人を収容した「never sold out capacity∞」や、
2000年のツアー「BRAND NEW CHAOS」といった活動があったのに、
バンド内ではボタンの掛け違い出来な事が起きていたそうです。
バンドが大きくなり、メンバーも成長した弊害があり、
5人の目線が生まれ、どこを目指すべきか不安定な状態だったそうです。
東京ドーム公演とかをしたバンドを傍から見ると順調に思えますが、
目標を達成してしまったので、目標が無くなった感があったそうです。

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