はじめに
2024年2月20日にIPUSIRONさんの新刊として、
『ハッキング・ラボのつくりかた 完全版 仮想環境におけるハッカー体験学習』が発売されます。
一部の地域や書店では、先行販売されますので先行購入が出来ます。
X(Twitter)を見ると、フラゲした人のポストがチラホラ見られますね!
もちろん私も『ハッキング・ラボのつくりかた 完全版』を購入予定です。
今回は、紙とPDF(翔泳社)の両方を購入予定です。
紙と電子版の両方を購入したいと思った著者は、トレトレチャンネルのトレトレ店長だけですね(笑)。
※トレトレ店長の書籍は、紙とKindle版の両方を所有しております。
そんな背景もあり、このタイミングで2018年に発売されたIPUSIRONさん書籍、
「ハッキング・ラボのつくりかた 仮想環境におけるハッカー体験学習」のブログを書こうと思いました。
注:IPUSIRONさんのアイコン画像、書籍の掲載については、
IPUSIRONさんご本人の許可を得ております。
この本との出会い ~IPUSIRONさんの事知ったきっかけ~
私はIT業界についてから、私はハッキングやコンピュータ・ウイルス製造の本(物騒だな…)を買う事がありましたが、
当時は読んでも内容の難易度が高く、途中で挫折したりする事がありました。
それから私自身もIT業界の経験を経て、2019年12月にこの書籍を購入した経緯があります。
元々、ハッキングには興味がありましたし、勉強にもなると思ってましたからね。
何となくですが、ハッキング=悪いことをしてそうでカッコイイ!みたいな、
中二病のようなイメージを持ってましたけどね(笑)
購入した当時、シンプルに思ったよりも分厚い!という印象でした。
また、私は当時、著者のIPUSIRONさんの事を全く知らなかったので、
ハッキング書籍を多く執筆していることを知りませんでした。
後日、Amazonで検索すると、買おうとしてた書籍の多くがIPUSIRONさんが書かれた書籍である事を知りましたね。
また、私は当時、SNSを一切してなかったので、著者がX(Twitter)をしている事を知りませんでした。
※現在では、IPUSIRONさんとX(Twitter)で相互フォローになってます。
2019年ぐらいだとほとぼりが冷めてますが、2016年ぐらいだったかな?
X(Twitter)でバイトテロが流行っていたので、X(Twitter)に良い印象が無かったのです…
私がX(Twitter)を始めるのはそれから2年後の2021年でした。
読んだ所感 ~ハッキングを学ぶならベストな本!~
読んだ所感としましては、ハッキング環境を作りたいけど、どうやって作ったら良いか?
迷っている人にオススメ出来る本です。
ただし、ハッキングやセキュリティの分野はIT業界でも難易度が高い部類に属しますので、
IT業界初心者の人がこの本を最初に読むと、難しく感じると思います。
個人差はあると思いますが、最低限、IT業界2~3年以上あれば、
記載内容に古い部分があっても、環境構築などはスラスラとこなせると思います。
この本が発売されたのは、2018/12/7であり、流石に6年前のため記載内容に古い部分があります。
古いバージョンの情報であったり、Kali Linuxのovaファイルが今は提供されていなかったりするため、
その辺は適宜、読み替えて読む必要があります。
※Kali Linuxは、2024年2月現在、vboxとvdiファイルで提供されてます。
▼書籍の仕様
出版社:翔泳社
発売日:2018/12/7
ページ数:823
【目次】
●第1部 ハッキング・ラボの構築
第1章 ハッキング・ラボでできること
第2章 仮想環境によるハッキング・ラボの構築
第3章 ホストOSの基本設定
●第2部 ハッキングを体験する
第4章 Windowsのハッキング
第5章 Metasploitableのハッキング
第6章 LANのハッキング
第7章 学習用アプリによるWebアプリのハッキング
第8章 ログオン認証のハッキング
●第3部 ハッキング・ラボの拡張
第9章 物理デバイスの追加
第10章 ネットワーク環境の拡張
第11章 ハッキング・ラボに役立つテクニック
・こんな人にオススメ!
①ハッキングに興味があるけど、ハッキング環境の作り方から学びたい人
②WindowsやLinuxのハッキング、各種ハッキングツールを学びたい人
一言で言うと、この書籍はハッキングを環境構築からを学びたい人に向いてます。
この書籍では、ハッキング環境のOSはKali Linuxを使用しておりますが、
Kali Linuxの事をこの書籍で知った人も居られるかもしれませんね。
800ページもありますので、IT経験者であればスキップ出来る部分もありますが、
ハッキングを勉強したいのであれば、一通り実施するか、部分的に実施するのもアリだと思います。
私の経験上ですが、第6章のLANハッキング辺りは、
モニターモードに出来るWifiアダプターをAmazonで安く(2000円以下)買えば、
カンタンにパスワード解析が出来るので、オススメですね。
何のWifiアダプターがモニターモードに出来るかは、当書籍の512~513ページに記載されてます。
最近だと、Wifite(当チャンネルでも動画作った)を使うとラクに出来るので、
初心者の方でも比較的覚えやすいと思います。
また、ハッキング大会では無線LANのパスワード・クラックが出来ないと、
APにアクセス→攻撃対象サイトへ到達すら出来ないので、覚えておくと良いです。
※もちろん、ハッキング大会の内容によっては必須ではないですよ。
また、当書籍について、IPUSIRONさん本人のサイトでも紹介されておりますので、
こちらもご参照ください。
むしろ、こっちのサイトの方が紹介サイトとして本家です(著者本人のサイト)!
著者本人のサイト(IPUSIRONさんのサイトリンク)
https://akademeia.info/?page_id=155
書籍の購入はコチラ!
「ハッキング・ラボのつくりかた 仮想環境におけるハッカー体験学習」は、下記のリンクより購入出来ます。
⇒旧刊では、『Kali Linux』でのハッキング環境構築になります。
・Amazon(紙 or Kindle版)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798155306
・翔泳社の公式通販SEshop
こちらは紙 or PDF版が購入出来ます。
https://www.seshop.com/product/detail/21674
新刊の『ハッキング・ラボのつくりかた 完全版 仮想環境におけるハッカー体験学習』は、
下記のリンクより購入出来ます。
当チャンネルの視聴者の皆様なら、購入しても損はない書籍と思います。
▼ハッキング・ラボのつくりかた 完全版(2024年2月20日発売の新刊!!)
⇒新刊では、『Parrot OS』でのハッキング環境構築になります。
・Amazon(紙 or Kindle版)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798174572/
・翔泳社の公式通販SEshop
こちらは紙 or PDF版が購入出来ます。
初回であれば500円分のポイントと、紙とPDF版をセットで買うと15%分のポイントが貰えます。
https://www.seshop.com/product/detail/26055