【技術書展17】技術書展で初めて物理本が届いた!

うぷ主の日常
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そういえば技術書展での通販の物理本は初めて買った!

技術書展の通販の戦利品が届きました。
そういえば通販の物理本は初めて買ったのですが、今日、郵便受けを見たらしれっと届いてました。
技術書展には何度も池袋サンシャインの会場へ足を運んだ事があり、
本を購入する時は電子決済を選択し、物理本と電子書籍の両方を購入しておりました。
注:技術書展は、電子決済でないと電子書籍の方はダウンロード出来ない。
  なので現金で買うなら値段が買わないのであれば電子決済の方がお得です。
私は漫画本は電子書籍派なのですが、勉強本に関しては電子より物理本が好きです。
電子書籍はかさ張らないし、持ち運びも便利なのですが、勉強だと物理本の方がどこまで勉強を進んだからわかるので好きなのです。
私以外にも、勉強本は物理本タイプはいるのでは?と思ってます。

<技術書展17購入した書籍>
CyberChefとシェル芸
SynergyCTF~Capture The Flagで人と技術をつなぐ
Offensive Security Articles Vol.2
Vimで動画を見よう! Neovimで作る最強の動画プレイヤー

ちなみに、「SynergyCTF~Capture The Flagで人と技術をつなぐ」の書籍はなんと0円でした。こちらの書籍を販売しているサークルさんいわく、
「会社の許可が下りなかった…」との事で、0円で販売されておりました。
まだ、技術書展で買えるかもしれませんが、中身見るととても0円で販売するのは勿体ない本です。

今回、たった1冊だけですが、技術書展の通販で物理本を購入しました。
電子版だけでも良かったのですが、1回ぐらい物理本も注文して見ようと思い、注文した次第です。
いつもは会場で購入しているので物理本は最初に手元にあるのですが、
特典が付いてくるらしいのと(そこまで関心なかった)、勉強系の書籍は物理本が欲しいというのが理由です。

届いた本は「Type-C電子工作クックブック」

サークル:じがへるつ工房
電子版の価格:700円

▼購入は技術書展の公式サイト
https://techbookfest.org/product/48BBULLpywnDerppfqVZYa?productVariantID=twQmL5ZR4bDCYLZ8MSrXrS
※今だと、電子版だけしか購入出来ないようですね…

サイズはA4かと思いきや、B5よりも一回り小さいサイズでした。
この本は、USB Type-CとType-Cに搭載できるPower Deliveryについて、電子工作の世界で活用する手法を解説した本です。
私は職業柄、システムやソフトウェアの設計・開発が専門なのでプログラムは詳しいが、ハードウェアにつてはそこまで専門ではありません。
とは言え、職業柄無関係な分野ではないので、一般的な人よりは知識が付いているぐらいと思ってます。


<USBに詳しくなりたい人にオススメ>
既に電子版で読んでますが、この書籍を読めばUSB1.0から3.0、
そしてUSBの各端子について詳しく知る事が出来ます。
現代社会でUSBを知らない人は、今はもう少ないと思いますが、
USBに使用されているコネクタピン(端子の中のPIN)はどういう役割なのか?
USB2.0と3.0で速度が違うのは、ピンが増やし、速度や電力供給を増加させているなど、
こういったUSBの裏側の仕組みがわかるので面白いです。
ピンに関しては、以前から名前や役割は少し知っておりましたが、
この本を読めばさらに理解が深められるでしょう。

<各種ピンの役割>
VBUS:電力供給用のピン。
D+とD-:データ通信
GND(グラウンド):回路の基準電位
 ⇒回路全体の安定性を確保するのに使用される。

<USB2.0のピン配置>
ピン番号 名前 説明
1 VBUS 電源 +5V
2 D- データ –
3 D+ データ +
4 GND グラウンド

<抵抗の役割は重要>
端末にUSBが接続されるとUSB機器を認識されますが、この際、プルアップ抵抗を使い、
USB機器のスピードを判別しております。
※Full-SpeedとかHigh-Speedとかの事よ。
スピード種別は、D+(データプラス)またはD-(データマイナス)ラインに接続されるプルアップ抵抗によって決まります。
ただし、これはUSB2.0までの話であり、USB3.0だと仕組みが違います。
正確にはプルアップ抵抗は引き続き使われますが、
USB 3.0用のSuperSpeedピン(TX/RXライン)が使われ、USB3.0のSuperSpeed対応を検出します。
接続ホストはUSB3.0用のSuperSpeedピン(TX/RXライン)に信号を送信し、
これにUSB機器が応答信号を返した場合、SuperSpeedと認識されます。

電子機器と聞くと、一見難しい…と思いますが、こうして一つ一つ理解していくと、
「こういう仕組みだったのか!」という発見があり、非常に面白いです。
こういう知らなくても良いことを覚えるのも、なんか面白い!

USB Type-Cは「CCピン」が要!

今や世界標準の端子となっているUSB Type-Cですが、Type-Cで使われているピンの中で、一際重要なのが「CCピン」です。
CCピンはUSB Type-Cの「中枢」的な役割を果たします。
 ・コネクタの向き検出
 ・電力供給のネゴシエーション
 ・ケーブルの種類や特性の判別
 ・アクセサリの検出

USB Type-Cコネクタには2本のCCピン(CC1とCC2)が存在します。
これらは、コネクタの向きに依存せず、正しく通信や電力供給が行えるようにするためのキーコンポーネントです。
この仕組みにより、リバーシブルデザイン(上下どちらでも差し込める設計)が実現出来ております。
例としてCC1とCC2のどちらに信号が接続されているかで、コネクタの向きを検出し、
デバイスがCC1に接続されている場合、これを正しい向きと認識します。

・ 電源供給のネゴシエーション(USB Power Delivery)
USB Type-Cは最大100W(20V、5A)の電力供給をサポートしますが、
この供給を管理するために、CCピンは1.5Aまたは3Aをサポートしている場合、
CCピンに接続された抵抗値でこれを伝えます。
さっきも少し解説しましたが、電子回路の中で抵抗って邪魔な存在ではないか?と思う人もおりますが、
色々な判別に使用できるため、電子回路の中では重要な部品なのです。
ライブグッズでよくあるペンライトにも使われておりますが、
例えば青や白のLEDだと、電圧を高くしないとうまく発光しない事があります。
しかし、高い電圧を流すとLEDが破損してしまうため、抵抗を間に挟み、LEDを保護する役割も果たすのです。

色々と特典をゲット!

特典はさほど興味はなかったのですが、パンフレットとメモ帳、ステッカーが入ってました。
技術書展のメモ帳はなんか渋い感じで、ビジネス用途でも使えそうなデザインですね。
技術書展だからアニメ系の萌え絵のデザインを想像してしまいます。
個人的にはね…萌え絵って好きじゃないです…
なんかね…嫌いじゃないんだけど実際に使うには勇気いるじゃないですか…
パンフレットはいつものMIXIですが、ステッカーはなんか投資ネタですね。
なんでNISAとかiDeCoなのか?面白いからいいでしょー。

音楽イベントも面白いが、ITイベントも面白い!

私は学生時代から音楽好きなので、最近、好きなアーティストのライブに行ったりしてます。
音楽イベントも面白いのですがITイベントももちろん面白いです。
今年からITイベントも厳選して参加するようにしましたが、以前は無料だったり数千円だからといってむやみに参加してましたね。
イベントに参加してて思いますが、明確な学ぶ意思や技術を覚えるぞ!という気持ちで参加しないと惰性で参加しているように思います。
自分の惰性で参加しているような時があり、これは何も身につかないと判断してから辞めましたね。
今回の技術書展のような書籍販売のイベントは、イベント後に自身で書籍読み、
今まで知らなかった知識や技術を身に着けられるので、自身を成長させている面白みがあります。

私も音楽イベントが好きでライブにも行くので、音楽イベントを否定する意味ではないが、
他人に依存したり他人の努力に乗っかるのって、
手っ取り早く充足感得られるイベントって本当怖いよな…
お金と時間を大量に使いこみ、年齢に相応しい知識や経験、保有資産などが周りから置いてかれるような人を見たことがあるからな…
私も音楽やライブが好きなので否定する意味は全くありませんが、
他人の人生で満たされても、中身がなく自分の人生を生きてない気がします。

なので、今は70%:ITイベント、30%:音楽イベントで参加してます。

私が推し活とよりも勉強や動画制作がメインなのは、職業が自営業であることと、自身で知識を得ていく事と、自分で得た知識を誰かに伝えられるようにする動画制作の工程が、自分自身を作り上げていると思うから面白いと感じるのでしょうね。
投資なんかも自身の資産が積みあがっていく過程が実に面白いです。
なので私はあくまでも余暇というか趣味程度で、熱中しないようにしてます。
後はお金を使うなら投資を最優先とし、絶対にお金をつぎ込まないようにしてます。
こうして投稿してますが、私にとってはIT技術や投資の方が面白いですからね。
昔、ホス狂いで借金までした人を見た事がありますから、自動でブレーキが掛かるようになりました。
狂い過ぎてSNSでポエム系のポストをしてたのを見た時は、ドン引きしました(笑)
なんか統合失調症の人に思えましたね…

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